蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。email:arinkoblog@gmail.com

経済学

ブログの旧ガイドライン その3 経済の考え方

ブログのガイドライン その1 ブログの目次 ブログのガイドライン その2 社会の考え方 経済の考え方 このブログでは複雑な社会を単純化して考えるための第一のフィルターとして「人口動態」に主眼を置いています。人口学に人口転換理論(多産多死→多産少死→…

日本政府は財政破綻するか?!その3

<基礎的財政収支>20年度の黒字化困難 内閣府が試算提出 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000033-mai-bus_all http://mainichi.jp/select/biz/news/20120124k0000e020158000c.html 内閣府は24日の閣議に「経済財政の中長期試算」を提出し…

将来への期待

「将来への期待」という集団心理が経済に与える影響は非常に大きいと考えられています。「ケインズのアニマルスピリット」や「合理的期待形成学派」など「将来への期待」に関する考え方は様々ありますが、俺はそれらを勉強してもよくわからない。「将来への…

欧州債務危機 その3〜カオスの深淵 by朝日新聞〜

俺は朝日新聞があまり好きではない。しかし、朝日新聞が毎朝俺の家に届くので毎日読んでいる・・・。12月4日から12月6日まで朝日新聞に書かれていた「カオスの深淵」という欧州債務危機を取り扱った記事が非常にうまく書かれていました。「カオスの深淵」を…

リフレ論とベビーシッター協同組合

「リフレ派(リフレーション、インフレーション)」と呼ばれる一大勢力が存在します。リフレ派にも諸派が存在すると思いますが、リフレ派の原理を端的に書くと「お金が無いならお金を刷ればいいじゃない!」という方向性であり、景気回復、経済成長のために…

TPPの是非

TPPのニュースを毎日のように新聞やテレビで見ます。TPPについての俺の考えを忘れないようにメモっておこう。最初に結論を書いておくとTPPに関してはどちらかといえば反対というスタンスです。だが、抗えない世界情勢の潮流の中で恐らく日本もTP…

「国というものがなんだかよくわからない。」

「国というものがなんだかよくわからない」と言った総理大臣が以前いました。その時は「鳩ポッポ、何言ってんだ・・・勘弁してくれよ・・・」と思いましたが・・・。しかし、確かによく考えてみれば「国」ってなんだかよくわからない。「国とは何ですか?」…

欧州債務危機 その2〜誰がお金を返すのか?〜

EUの包括的支援策の受け入れを世界各国がギリシャに迫っています。そして、ギリシャの国民投票が撤回されたようです。また、恐らくギリシャ政府は包括的支援策を受け入れるでしょう。しかし、「ギリシャ政府」が支援策を受けれいたとしても、その支援策の実…

欧州債務危機 その1〜そしてリセッション〜

最近は社会科学ブログから個人的日記ブログになってしまっていたが、久しぶりに社会科学の記事を書いてみよう。 ギリシャの財政危機と世界経済のリセッションのニュースを毎日、目にします。このニュースを聞くと現在のグローバル金融資本主義の中では国家さ…

古典派とケインズ派

近代資本主義を解析する近代経済学は大きく二つの潮流がある言われます。アダム・スミスを祖とし、レッセフェール(自由放任)が生み出す市場のダイナミズムを重視する「古典派」。ケインズを祖とし、政府のコントロールが作り出す市場と社会の秩序を重視す…

侵食される中間所得層

興味を引く記事を見つけたので長いのですが全文引用掲載します。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/13368 圧迫される世界の中流階級〜先進国に広がる「所得伸び悩み」の恐怖〜 世界経済危機が始まってから3年近く経ったが、大半の先進国ではこのところ…

静学的経済学と動学的経済学

経済学を「JOJOの奇妙な冒険」第二部風に置き換えてみる。 『経済学は二度と社会工学へは戻れなかった…。自然科学と哲学、宗教の中間の学問となり永遠に社会を彷徨うのだ。そして死にたいと思っても死ねないので--そのうち経済学は、考えるのをやめた。』 俺…

オッカムの剃刀で経済を簡単に考える。

14世紀の哲学者・神学者のオッカムの考え方で「オッカムの剃刀」と呼ばれる思考方法があります。「(剃刀でスパスパ切り取って)ある事柄を説明するためには、必要以上に多くの仮定をするべきではない」 という考え方です。 俺は経済学の話をするときにはあ…

グローバルマクロ経済の限界を探る

社会科学の極めて単純な概念図 資本主義は原理的に「有限の中の無限」という究極的な矛盾を内包しています。自転車操業のように自転車を漕ぎ続けないといけない宿命です。さらに時間と共に回転数を上げ続けないと維持できない宿命です。システムを維持するた…

消費税増税とブラックマーケット、アングラ経済

★消費税率20%も・徐々に引き上げを…OECD ・経済協力開発機構(OECD)は21日、日本経済について分析・提言する「対日経済審査報告書」を発表した。 「財政状況は極めて厳しい」と強調したうえで、財政健全化のため、「消費税率は20%相当まで…

限界効用の逓減と日本社会

はじめに 俺の経済観について書いてみます。俺の経済学の究極的な命題は「人間が存在しなくても経済は成り立つか?」を出発点としています。そんなもん成り立つわけがありません。 経済学において「人口」は静学的経済学の立場から「与件(それとして与えら…

日本政府は財政破綻するか?!その2

日本政府は財政破綻するか?!その2。「日本政府は財政破綻するか?」という問題はもはや禅問答に近い、答え無き論争のような気がします。「財政破綻」をどう定義するかによって答えが大きく変わるので、故に答えがない禅問答に近い論争になっているのでし…

年金財源、消費増税などで確保…法改正案に明記

年金財源、消費増税などで確保…法改正案に明記 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110130-OYT1T00743.htm 2011年度の基礎年金の国庫負担割合を5割に維持する国民年金法改正案の全容が30日、明らかになった。 09年度から続く「埋蔵金」を充…

日本政府は財政破綻するか?!

「日本政府は財政破綻するか?!」この問題は百家争鳴ですね。1 「国の借金は国民の資産」「財政出動で経済成長。プライマリバランス維持出来る」という上げ潮派 2 「日本は経常黒字国で資産が多いから大丈夫」「内国債だから破綻しない」という現状楽観派 3…

 蟻さん主義の根底

まず、ブログを始めるにあたって自分の考えの根底を書きます。自分の考え方の根底を説明しないと、どんなにたくさん文章を書こうとも言いたいことを理解してもらえないと思うからです。俺は社会の根本である「人間の営み」のというものは根っこはすごくシン…