蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。email:arinkoblog@gmail.com

【86冊目】現代経済学の直観的方法 長沼伸一郎

現代経済学の直観的方法作者:長沼伸一郎発売日: 2020/04/08メディア: Kindle版 本書は主にマクロ経済を主題としており、マクロ経済にまつわる様々なテーマを論じている。私はリーマンショックで経済に興味を持ち、経済に関する本を多少は読んできたが、本書…

山と海と夕焼け

山と海と夕焼けを撮るしか能がありません。

【85冊目】新版 論文の教室 戸田山和久

新版 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス)作者:戸田山 和久発売日: 2015/03/30メディア: Kindle版 社会で生きていると何かしら長い文章を書かなければいけない時もあるかと思います。しかし、多くの人は学校で文章の書き方を習った記憶は遠い…

トゥールミンモデル

科学哲学者のスティーブン・トゥールミンが、論証のパターンの枠組みのもっとも基本的な形として表したのが上記のトゥールミンモデルです。データや事実から根拠を抽出し、別のデータで裏付けつつ主張へ至るプロセスを骨子とし、そこに限定子(可能性)や反…

能登の海

【84冊目】図解雑学 構造主義

構造主義 (図解雑学)メディア: 単行本 20世紀を代表する思想である「構造主義」の発生から「ポスト構造主義」への変遷を、古代ギリシャ哲学、近代哲学、または構造主義とクロスオーバーする様々な思想を交えながら解説した良書です。 20世紀中盤、ある哲学者…

とりあえず金を刷るしかないのかな?

現在のコロナ禍へ経済的な対応として国民一人につき10万円の定額給付金が給付されています。それを踏まえて、軽めに意見を書きます。 今回のコロナ禍以前から中間層以下の所得が落ちていることはデータから明らかでした。長期的に労働分配率が右肩下がりで、…

科学的モデリングと科学的手法

モデル(自然科学)(Wikipediaより引用。一部抜粋改変) 自然科学におけるモデルは、理論を説明するための簡単で具体的なもの。特に幾何学的な図形を用いた概念や物体。解釈とモデルは、おおよそ、1対1で対応する。ある解釈に対して、それを具体的に示すモ…

福山雅治 Good Luck

福山雅治 魂リク『 Good Luck 』(歌詞付) 2014.04.12

世界は誰かの仕事で出来ている

山本美月、茶髪のトラックドライバーに 山田孝之&染谷将太と「ジョージア」新CMに出演 こんな時だからなのか、仏教の「諸行無常(全ては変化して)、諸法無我(全てはつながっている)」という言葉が思い浮かびます。遠い世界とのつながりと、連帯の重要性…

夕焼け

歩いて帰ろう

【83冊目】中世の覚醒 アリストテレス再発見から知の革命へ リチャード・E・ルーベンスタイン

中世の覚醒 (ちくま学芸文庫)作者:ルーベンスタイン,リチャード・E.発売日: 2018/10/11メディア: 文庫 古代ギリシャの哲学者で「万学の祖」と呼ばれるアリストテレス。中世の西洋においてはアリストテレスの著作は既に失われており、わずかな著作が伝わるだ…

【82冊目】大衆の反逆 オルテガ・イ・ガセット

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)作者:オルテガ・イ ガセット発売日: 1995/06/01メディア: 文庫(前略)すなわち、十九世紀によって組織づけられた世界は、自動的に新しい人間を生み出したが、その際、その新しい人間に、恐るべき欲求とそれら欲求を満足させるた…

繰り返す経済危機

昨今のコロナショックを受けて様々なことを考えたり、思い出したりしています。僕がリーマンショックをきっかけにこのブログを始めたときの考えも蘇ったりします。 このブログを9年やっていますが、ブログの前期に書いていたことを色々思い出しつつ箇条書き…

メキシコの漁師と経済

経済危機が起こるたびにこの小話を思い出します。 メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、…

コロナと経済とか

最近は仕事が忙しくて何も書けなくなった。しかも書こうとしている記事のボリュームが大きいのでなかなか書けない。 しかし、コロナは不安だ。恐らく風邪のウィルスやインフルエンザのようにこれからずっと共存していかなければいけなくなるのではないだろう…

これからの社会とリベラルアーツ教育

20世紀までの教育を「問題も選択肢も回答もすべて用意された教育」とするならば、21世紀の教育は「問題も選択肢も回答も、すべてを自らで考える力を育む教育」と言えるのではないかと思います。 ありとあらゆる側面で不安定すぎる社会を生きていくために…

リベラルアーツを構成するヘキサゴン

おそらく、この六つのカテゴリーがリベラルアーツという概念を構成する領域になるのではないかと思います。 すべての領域は単体で存在することはできず、このヘキサゴンの相互的な関係性の中で存在しているのではないかと考えます。

認知科学と組織論 ~業務の属人性とナレッジマネジメント~

近日公開予定 年内目標!

教育と認知科学

この記事は以前の記事「ブログの新ガイドライン(2)無知の知~私の中のミクロコスモス 脳と心と思考~」を下敷きとしています。興味にある方はそちらもあわせてご覧ください。はじめに 私は教育者でもなく、アカデミックの学識者でもなく、ただの素人です…

事象の認識と問題の発見

思弁的で抽象的な思考実験のような話になりますが、事象の認識の複雑性について考えたいと思います。 「A→B」という因果関係の事象があるとします。この事象を心の中で思い起こす時、心はどのような働きをするでしょうか。「「A→B」を思い起こすなんてそ…

頑張るベクトル 諦めるベクトル

matome.naver.jp 文中より引用、抜粋 大人の発達障害の傾向 (1)注意散漫で、他人の話を最後まで聞けない。 (2)オーガナイズすることが苦手で、集中力を必要とするタスクを避け、またはタスクを完結できない。 (3)よく物をなくしたりして忘れっぽく、す…

現在取り組んでいるテーマ 「教育」「業務プロセス」「無縁と孤独死」

(1)教育について 認知科学や社会学と隣接し、親和性も高い「教育」について考えています。現在の教育は批判的に検討しなければいけない点が多いのではないかと感じています。(2)業務プロセスと業務改善について 仕事はなぜ属人的で複雑怪奇な業務プロ…

ノートとペン

ノートとペン。この組み合わせは、ある意味では最新のパソコンやスマホに匹敵する性能を有し、ある面ではパソコンやスマホも上回る最高のコンピューターだ。一切の制約がなく、好き放題に書き殴れる。安く、軽く、モビリティーも最高級のレベルだ。 この組み…

無知の知と絶望

あえて説明する必要すらないかもしれないが、「無知の知」とは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉である。「自分は何でも知っているという、自分だけの小さな世界に閉じこもっていたらつまらないよ!自分が何も知らないということを認めて、世界観をど…

【80冊目】はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に 羽生 章洋【81冊目】ビジネスプロセスの教科書 山本政樹

はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に作者: 羽生章洋出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/11/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るビジネスプロセスの教科書作者: 山本政樹出版社/メーカー: 東洋経済新報社発…

文章を書くのは難しい

最近、句読点と段落をどうすればいいのか考えている。文章に関して特にトレーニングも受けていないので、我流で文章を書いているが、この二点をよく考える。 レトリックの乏しさもよく考えている。変な難しい言葉を使えばいい、というわけではないということ…

完成 その2

去年の12月6日の記事、ブログの新ガイドライン(2)無知の知~私の中のミクロコスモス 脳と心と思考~を長々と、細々と書き続けて「ほぼ」完成した。 2月に完成したと宣言したにもかかわらず、その後も加えたいことが出てきて、後付け後付けで書き足す…

【79冊目】選択の科学 シーナ・アイエンガー

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)作者:シーナ アイエンガー発売日: 2014/07/10メディア: 文庫 本書は認知科学、認知心理学、行動経済学などをベースとして、「選択」という行為にフォーカスした好著。 各人の文化的背景がどの…

第14章 論理的思考 その5 ~説明と理解について~

この章では「説明」について検討したいと思います。人に何かを説明するという行為は、論理的思考力、コミュニケーション力など、知的能力が最も試される分野だと思います。 上記のモデル図を例に、「野球」というものを全く知らない人に説明するには、どのよ…