社会学
2022年2月15日に ガイドライン~情報と人間~ という記事を書き始めたが、テーマが大きすぎるのと、目次を書いただけである程度満足したので(笑)その続きをほとんど書けていない。しかし、「社会、教育、情報、認知、人間」というテーマはこれからもこのブロ…
日本の企業数の約99%を占め、労働人口の約2/3が働いているとされる「中小企業」。昨今DXの重要性が叫ばれていますが、中小企業におけるデジタル活用の実態を下記にて考えたいと思います。一部不快に感じる表現が含まれているかもしれませんが、あくまで情報…
関連記事 【100冊目】LISTEN ケイト・マーフィー 生産性について「説明」と「タスク管理」から考える 先日、【100】冊目 LISTEN ケイト・マーフィーの書評で「聞く」ということについて書き、生産性についての記事で「説明する」について書いた。よくよく考…
(コミポというソフトで作成しました)関連記事 新人が定着しない職場の特徴「指導方法は見て覚えて。メモも取れない速さで話す。聞き返すとムッとされ無視される」 人は脳のメカニズム上、簡単には克服しがたい苦手なことをたくさん持っています。会社に多く…
Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (三笠書房 電子書籍)作者:トッド・ローズ,オギ・オーガス三笠書房Amazon 本書は「型破り」のルートから成功した人々をDarkhorseと名付け、その共通点を見出し、今後の社会における「成功と…
・学校(保育園、小学校、中学校、高校、大学) ・塾 ・予備校 ・各種自己啓発セミナー ・オンラインサロン ・宗教・教育学の各種教育理論 ・教科書 ・参考書 ・自己啓発本 ・その他諸々の自己啓発の方法論 世の中には数多の「学び」の方法があります。しか…
このブログのテーマの一つが人間の認知機能を考える認知科学です。また、人間の認知と現実世界の境界にあり、橋渡しをするのが「教育」なのではないかと思っており、教育もこのブログの一つのテーマです。 「教育」というものもあまりに広範囲で、とても一言…
縁食論作者:藤原辰史ミシマ社Amazon 本書は京都大学教授で農業史、食の思想史を専門とする藤原さんの食に関するゆるめのエッセイ集です。「食」を根源的テーマとして、「食」というコンテキストに含まれる人と人との様々なゆるい関係性を「縁食」と名付け、…
ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)作者:宮口幸治新潮社Amazon 本書は児童精神科医の著者が医療少年院で多くの非行少年と出会い、そこで得た知見をベースに、非行少年の認知能力の実態や、認知能力の改善を目指したトレーニングなどの内容で構成され…
president.jp 人類は数百万年前から互いに協力して生きてきたからこそ、今日まで生きてこられたということを考えると、一人で暮らす人が増える状況はあまり望ましくはないのかなとは思います。
人口減少社会のデザイン作者:広井 良典東洋経済新報社Amazon このブログの初期はタイトル通り社会について考えるブログでした。人口減少社会と経済がメインテーマでしたが、近年はもはや何がメインテーマなのかわからない状態となっています(笑)。久しぶり…
ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す作者:山口 周発売日: 2020/12/21メディア: Kindle版 著者の山口氏はコンサルタントとして活躍し、近年はビジネスという枠組みを飛び出して、資本主義後の社会への展望へ軸足を移しているかのように見受…
人新世の「資本論」 (集英社新書)作者:斎藤幸平発売日: 2020/10/16メディア: Kindle版 2020/12/24現在、Amazonの経済学カテゴリで1位になっている本書について書評を書きたいと思います。本書は資本論後の後期マルクスを読み直すことで新たなマルクス像を描…
bunshun.jp 書評を書こうと思って早起きしたけど、書ききれなかったので文春からの引用。これからは運という要素が大きくなっていくだろうか。未来なんてもう誰にも分らない。
僕は教育者でも何でもない素人です。しかし、教育についてよく考えることがあります。人を教育したいというわけではなく「6334の16年も高い学費を払って勉強したのに身についているものがなぜこんなに少ないのか?」という点に強い疑問を持ち、以来教育とは…
大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学作者:ブライアン・カプラン発売日: 2019/07/17メディア: 単行本 恐らく、かなり多くの人がこう思っているのではないか。思っていてもなかなか触れられないデリケートなこの問題に、真正面からド直球で挑戦し…
ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論作者:デヴィッド・グレーバー発売日: 2020/07/30メディア: 単行本 2020/11/8現在 Amazonの経済思想カテゴリで1位となっているブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)というとても挑発的なタイトルの書評を…
構造と力―記号論を超えて作者:浅田 彰勁草書房Amazon コロナ禍以降の社会を見ていると、経済の急激な縮小、それと反比例する金融市場の膨張、家賃を払えなくなった人の急増、リモートワークの急拡大など、限界まで合理化された社会の内側に隠されていた本質…
ごまかし勉強〈上〉学力低下を助長するシステム作者:藤澤 伸介新曜社Amazonごまかし勉強〈下〉ほんものの学力を求めて作者:藤澤 伸介新曜社Amazon 学校に行きたくありません。特に理由はないです。学校に行っていると、こんなことして何になるんだろう・・・…
gentosha-go.com 今でも勉強とは「知識の暗記である」という考え方が社会では根強い。しかし、社会がものすごい速さで変化しているのに、知識をいくら暗記したところで意味がない。これからは知識をいかに組み立てて問題を発見し、解決していけるか、その能…
【キャリコネ】新人が定着しない職場の特徴「指導方法は見て覚えて。メモも取れない速さで話す。聞き返すとムッとされ無視される」【キャリコネ】新人が定着しない職場の特徴「指導方法は見て覚えて。メモも取れない速さで話す。聞き返すとムッとされ無視さ…
現代経済学の直観的方法作者:長沼伸一郎発売日: 2020/04/08メディア: Kindle版 本書は主にマクロ経済を主題としており、マクロ経済にまつわる様々なテーマを論じている。私はリーマンショックで経済に興味を持ち、経済に関する本を多少は読んできたが、本書…
昨今のコロナショックを受けて様々なことを考えたり、思い出したりしています。僕がリーマンショックをきっかけにこのブログを始めたときの考えも蘇ったりします。 このブログを9年やっていますが、ブログの前期に書いていたことを色々思い出しつつ箇条書き…
この記事は以前の記事「ブログの新ガイドライン(2)無知の知~私の中のミクロコスモス 脳と心と思考~」を下敷きとしています。興味にある方はそちらもあわせてご覧ください。はじめに 私は教育者でもなく、アカデミックの学識者でもなく、ただの素人です…
人口減少社会の未来学文藝春秋Amazon このブログは素人が社会について考える社会科学風味のブログであります。現代社会を、経済学や歴史哲学を横断しながら、俯瞰、敷衍するブログです。今回は私が社会を考える上での骨子となっている人口減少について、本書…
ユリウス・カエサルの「人間ならば誰にでも、現実の全てが見えているわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない。」という言葉は有名ですが、インターネットというものは、正にこの言葉を体現していると思います。ほぼ無限のネットワ…
昨今の引きこもり問題のニュースを見ていると、この問題は社会科学と認知科学をメインとするこのブログの核心に近い問題だなと思います。・社会的背景から引きこもりの現状を考える(社会学) ・社会と個人の関係を考える(社会心理学) ・引きこもりの人の…
社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 (筑摩選書)作者:小坂井 敏晶筑摩書房Amazon 以前からこの本が欲しいなと思いつつ、ずっとamazonのカートに入っていたが、たまたま友人がこの本を持っていたので譲ってもらった。友人に感謝。タイトルの…
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)作者:河合 雅司講談社Amazon このブログを始めたときのテーマは社会について考える「社会科学」だったはずなのに、最近は脳科学や認知心理学などの認知科学が自分の中での主要テーマとなってい…
土地は捨てられるのか 男性、国を相手に「実験的訴訟」 朝日新聞:2017年12月4日20時16分 http://www.asahi.com/articles/ASKCY6787KCYUUPI003.html http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171204004582_comm.jpg 国に引き取りを求め、裁判で争った山…