貨幣数量説やマーシャルのKなど
いわゆる貨幣数量説もマーシャルのKも経済学においては重要な仮説であり土台だと思います。しかし演繹法で導かれたスタティック(静的)な理論のような気がします。
社会はとてもダイナミック(動的)です。静的な理論では論じることが難しいような・・・。例えば一つの例を出すと
1950年 日本の中位年齢 22.5歳
2050年 日本の中位年齢 55〜57歳(予測)
戦後50年の若くて活動的で物質的に満たされていなかった社会と今後50年の物質的な飽和、及び生産消費活動の停滞した社会。この二つの社会に貨幣数量説やマーシャルのKなどの(静的な)理論が同じように通用するのだろうか?