蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。内容は個人的見解です。email:arinkoblog@gmail.com

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

交通事故の多発

4月には痛ましい交通事故が多発していますが、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。

本を読む。

「紙の上で知った知識なんて現実社会じゃ何の役にも立たねーよ!やっぱり、経験よ経験。場数よ場数!」「経済学?哲学?それおいしいの?なんかの役に立つの?」と、昔は俺も思っていました。そして今でもそう思っています。 紙の上で知った知識なんて現実社…

近代の終わりと未来の人間

適当にポストモダンについて考えてみる。(今回の記事は読んでいて暗い気持ちになるかもしれないが、僕は基本的に未来は明るいと考えている立場です。) 時代の定義なんて後世の人間の勝手な定義でしかない。 「近代→現代」が始まったのはいつからなのだろう…

非協力なら人事介入 前原氏、日銀けん制

民主党の前原誠司政調会長は20日、都内で講演し、政府が掲げた「名目3%、実質2%」の経済成長率目標に関し「日銀も共有してもらわないといけない。非協力的であれば、人事を含めた検討に立ち入っていかざるを得ない」と牽(けん)制(せい)。同時に「…

蟻さん主義の根底 その2

ふとしたことから社会について考えるようになった俺の独り言を書く適当な社会科学風味ブログ。リーマンショック以来、社会について考え続けたことを自分なりに徒然と書いてみます。 俗物である俺は以前は社会について考えたことなんてなかった。「もう金しか…

【27冊目】【28冊目】デカルト入門(小林道夫)と方法序説(ルネ・デカルト 谷川多佳子訳)

「我思う、故に我あり(コギト・エルゴ・スムcogito,ergo sum)」で知られ、「近代哲学の父」と謳われるデカルトの入門書。 デカルトは真理を見つけるためにひたすら疑った。疑って疑って疑いまくって、最後に残る、絶対に疑えない存在だけが「真理」だろう…

春の立山連峰

今日は天気が良かった〜。ようやく冬が終わり春が来たような気がする。春の陽気に誘われて有名な景勝地である富山県氷見の雨晴海岸まで行ってきた。3000m級のそびえ立つ山脈を海上から見ると正に圧巻の光景!自然は恐ろしくもあり、素晴らしい。

世界経済の超長期展望

GIF画像で見にくくなっています。画像を見る場合はクリックして下さい。 はじめに この資料は総務省「世界の統計」から抽出した人口統計です。「世界の統計」のベースにあるのは2011年の国連人口統計の中位推計のようです。とりあえず総務省「世界の統計」に…

リストラ!諸行無常!

今春闘で自動車や電機大手の集中回答日となった14日、円高やタイの洪水被害の影響を受けて、事実上の定昇凍結の交渉を提案したシャープを始め、厳しい回答となった電機メーカーの社員からは、生活への不安や諦めの声が漏れた。 「働く場所があるだけましか…

田舎の出生率はなぜ高いのか?

この画像はこのブログで3回目ぐらいの登場の画像です。この画像を見たところ都会は出生率が低く(特に太平洋ベルト地帯)、地方は出生率が高い。とは言え目糞鼻糞ぐらいの違いでしかありませんが。目糞鼻糞でも、田舎の出生率はなぜ都会より高いのかを考えて…

流動性の罠と日銀悪玉論

http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2011/ko110601a.htm/ 日銀のサイトより一部引用 引用はじめ 4. 人口動態の変化と政策対応 ケインズの視点 次に第2の研究課題として人口動態の問題を取り上げます。ケインズは、1937年に行った「人口減少の経…

絶対他力!他力本願!

俺が住む北陸地方は歴史的背景から浄土真宗が盛んです。北陸地方の墓は「○○家之墓」と刻印されておらず、多くが「南無阿弥陀仏」と刻印されています。地元の寺は地域の集会所みたいな役割を果たしていて、仏教に興味がなくてもなんとなく地元の人は寺に集ま…