蟻の社会科学

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因果論的要素還元主義

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 僕の思考は基本的には因果論的要素還元主義の立場に近いと思っています。事象の因果律を抽象と具体を往復しながら概念化し、モデルに変換して考えるシンプルな思考法です。ただ、これが絶対的に正しい方法とも善だとも考えていません。
 因果律なんてありとあらゆる方向から疑問符をつけることが出来ます。経験論、観念論、形而上学量子力学統計学(疑似相関、確率論)など様々な角度から事象の因果律を批判的に解釈することが出来ます。要素還元主義も同じように、全体論複雑系、一般システム理論など様々な角度から批判することが出来ます。
 しかし、因果論的要素還元主義が正しいとは言わないまでも、決して間違った方法論でもないと考えます。人間の思考方法と最も親和性があり、科学の最も基本的な思考法、方法論だと思います。科学という営みの最も根源に据えられている土台になるのではないでしょうか。繰り返しますが、因果論的要素還元主義が絶対に正しいわけではないからと言って、それが間違っているということには決してならないと思います。この最も基本的な方法論を用いた論理の積み上げをこれからも研鑽していきたいと思います。

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