俺はなぜ社会と経済を勉強しているのか?よくわからんが・・・たぶん暇だからだろう
俺が社会と経済について勉強し始めたきっかけは以前にも書きましたがリーマンショックでした。リーマンブラザーズが倒産したら俺の給料が激減するその理由を知りたいという無知な俺の素朴な疑問からでした。経済学的視点からリーマンショックが自分の給料を激減させた因果の法則をある程度つかめたと思っています。(俺ごときが完全に理解したとはもちろん思えませんが)
そこから進んで、ではこれから日本が「経済的に」貧しくなる理由は何だろうとシコシコ勉強を続けました。俺の結論は「デフレの正体 経済は「人口の波」で動く〜藻谷浩介著」で代表される意見と同じく、「人口減少による経済の縮小」「人口ボーナス期から人口オーナス期への突入、少子多老化による経済の質の劣化」「社会そのものの劣化」に負うところが大きいだろうと判断しました。人口動態だけが経済を決めるとは断言しかねますが、かなり大きな要因であることは間違いないだろうと思います。1億2000万もの人口を有する巨大な日本市場が急速に劣化縮小していくのですから日本経済にその影響が全くないと考えるのはかなり困難かと思います。
では、またさらにそこから進んで「なぜ人口が減るのだろうか?」という理由を探し続け、俺なりに答えを見つけたつもりです。これからもその点についてブログで考察を書き続けたいと思います。
まー、それはともかく、2年の勉強の過程で友達や家族、様々な人に意見を求め、俺の考えを言ってみたところ
「お前がそんなことを考えてもしょうがないだろう」
「なるようにしかならねーよ。そんなこと考えるだけ無駄」
「社会を考える前にまず自分のことだろう」
「だから何?」
俺「( ;´∀`) ま、まあそうだよな。だから何なんだろうな。」
と、散々言われ、俺自身何を勉強しているのだろうかと思った時期もありました。
以前見たドキュメンタリー番組からの引用で、佐々木 祐さんという月給10万ほどの京都大学大学院卒の講師の方の考えです。彼は「ニカラグアの研究」というそれこそ「だから何?」と言われかねない研究をされている方ですが、彼が言っていた言葉が非常に印象的です。
「僕の研究なんて「だから何?」って言われたら、いやまあ、それまでなんですけど、こういうわけのわからない研究をする人間がいなくなったらそれこそ学問の裾野が狭まってしまう。」(うろ覚え)
なるほど。人にどう言われようと「俺は自分がやりたいから勉強しているんだ」といつしか思うようになりました。きっとこのブログも世の中にほんの少しでも影響を与えているかもしれない、と無理矢理自分を納得させようw