この人のファンなのだが、この動画はとてもわかりやすく、内容的にも高度で色々考えさせられることがある。
この動画の内容と少し内容がずれるかもしれないが、僕は20世紀後半から現代にかけての社会の変化について、少し疑問に思っていることがある。情報化社会や情報経済が発展するにつれて、それが「現実社会」や「実体経済」からかなりかけ離れてしまったんじゃないかと。
情報経済は金融経済と結びついて、物理的なモノやサービスを生み出すよりも、情報や数字を操作することに高い価値が置かれるようになった。その結果、医療や介護、物流といった、僕たちの生活を支えるエッセンシャルワークの価値が低く見られているように感じる。
働くってなんだろう?お金ってなんだろう?
そんな根本的な問いを、もう一度しっかりと考え直す必要がある時代に来ているんじゃないかと思う。価値の本質を見失わないように、もう一度立ち止まって考えることが大切なんじゃないかと思う。