蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。内容は個人的見解です。email:arinkoblog@gmail.com

もう頑張らなくてもいいのかもしれない

(一部生成AIで作成しました。)

情報が溢れる現代社会で、私たちは日々、多くの情報に振り回されています。ホモ・サピエンスのたった4つのワーキングメモリでは、下記のような社会に対応することは、とても難しいことだと感じています。

・ゴミのような情報で溢れかえる情報過多社会
・テストや受験のために一時的な記憶力を競う効果の薄い教育
奨学金という名の借金地獄
・格差を固定する無意味な学歴社会
・もはや根拠を持たない年功序列
・低生産性の長時間労働
・ロジックがなく、精神論とパワハラが蔓延する職場
・低生産性なのに利益と効率ばかりを追い求める生きづらい社会

私はこの状況をたった4つのワーキングメモリでどうにか乗り切るための方法として、 批判的思考、論理的思考、システム思考の活用、及び、その応用であるナレッジマネジメント、タスクマネジメント、プロジェクトマネジメントについて考えてきました。この情報が溢れる複雑に絡み合った社会では、問題を解きほぐし、物事の本質を見抜くことこそが、生き抜くための大切なスキルだと思っていたのです。

しかし、AIの登場は、私のそんな考えに一石を投じました。これまで時間をかけて思考してきたプロセスを、AIはあっという間にこなしてしまう。もしかしたら、私が懸命に学び、考えてきたことは、もうそこまで必要ではなくなったのかもしれません。「理性と論理」という近代社会を作り上げた考え方は、主役の座をAIに渡すことになるのだろうなと感じます。

それは、寂しさという気持ちもありながら、むしろ「もう頑張らなくてもいいのかな」という安堵のような気持ちに近いかもしれません。これからは、AIが思考の一部を担ってくれることで、私たちはもっと別のことに時間やエネルギーを使えるようになるのかもしれない。私は今、そんな新しい可能性に期待しています。