21世紀は原発の廃炉ラッシュになると考えられていますが、それに対応する人材の確保が相当難しそうです。原発問題は21世紀~22世紀の日本にとって、引き続き相当大きな問題になるのではないかと思います。原発人材の不足は、将来の原発の稼働率低下によるエネルギーの確保の問題という、エネルギー安全保障という観点からも問題ではあります。しかし、福島第一原発の事故のように巨大災害による放射能漏洩や放射能汚染の問題が発生しないとは言いきれないことが最大の懸念材料です。巨大災害に加えて、人手不足を原因として、50基以上の原発を廃炉にする過程で重大な問題が発生する可能性も大きな懸念材料です。
労働人口の増加と経済成長という祭りが続いている間は良かったのですが、問題は祭りが終わった後に起こります。一度作ってしまった負の遺産と今後何十年、場合によっては数百年、最悪の事態が発生してしまった場合は数万年付き合っていかなければいけないというのは、考えるとなかなかに気が重い問題です。
(久しぶりにAIを使わずに文章を書きました)