
マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザンのマインドマップ)
- 作者:トニー・ブザン
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
タイトルの「天才養成」という言葉は言い過ぎですが、思考力を高めるためのトレーニングとしてマインドマップ以上の方法はないと個人的に思います。下記の二点においてマインドマップは優れています。
①発想力、連想力を鍛えることが出来る
人間、何かを考えようとしても考える以前に何も思いつかないことも多いと思います。マインドマップはテーマを中心に記入して同心円状に関連する事柄を書きつなげていくことにより、発想力と連想力を鍛えることが出来ます。
②抽象化能力、客観的視点、全体俯瞰力、鳥の目を鍛えることが出来る
人は近視眼的で視野が狭く全体を考えることが苦手だとされています。テーマを中心に書き、思いつくままそのテーマに関連することを一枚の紙に書き出すだけでそのテーマの全体像を俯瞰することが出来るので客観的視点を養い全体像を考えることが出来るようになります。
この二点によりマインドマップを書けば書くほど発想力、連想力と客観的視点、全体俯瞰力を鍛えることが出来ます。1日1枚書き続けるだけで数か月後にはかなり思考力が高めることが可能なのではないかと思います。考案者のトニーブザンは「マインドマップの書き方」に強いこだわりを持っているようで書き方が違えばマインドマップではないと言い切っていますが、あまり形にこだわらず気楽に裏紙とボールペンで適当に書いても問題ないと思います・・・。
その他の思考力トレーニング方法
①マンダラート
今泉浩晃氏によって考案された発想法でプロ野球の日本ハム大谷投手が利用していることでも有名です。原理的にはマインドマップと同じですがフレームが固定されているのでフレームが固定されていないマインドマップより使いやすいかもしれません。
②ロジックツリー
ロジカルシンキング本に必ずと言っていいほど記載されているロジックツリー。原理的にはマインドマップ、マンダラートと同じです。