昔、超シンプルライフを実践したことがある。面倒くさがり屋でずぼらな俺は、部屋の片づけが面倒くさくなってしまって「モノが部屋に無ければ、片付けや部屋の管理も楽になるだろう・・・」と思い、超シンプルライフを行ったみた。
その時部屋にあった家具的なモノ
1、センベイ布団
2、デスクトップPC(兼テレビ、兼音楽再生機、兼DVDプレイヤー、兼ゲーム機、兼etc…)
3、パソコンを置く机
4、洗濯機
5、パイプハンガー
6、服(スーツ、Yシャツ+下着少々、タオル類+ジャージ+春夏秋用の私服2着、冬用の私服1着)
7、コップ1個、皿1枚
8、箒とチリトリ
その時部屋にあったのはこれだけ。食器棚も冷蔵庫も電子レンジも炊飯器も掃除機もポットも本棚も何も無い。本当にこれだけ。服を持ってないので休みの日でもスーツで遊びに行ったりしていたw 飯は全て外食なので食費は多少掛かったけど、超シンプルライフでも案外生活に困ることは無かったなぁ・・・。部屋に何も無いのでむしろ気が楽だった。
「生活を便利にしよう。楽にしよう。」として色々なモノを買い込む。そして多すぎるモノに囲まれ、その管理に追われて逆に生活が窮屈になるのは現代人の宿命なのだろう。上記のような超シンプルライフは極端な例だが、モノが無ければ無いで特に困ることも無いと思う。我々はこれだけ複雑怪奇な社会の中で生きているのだから、せめて自分の身の回りぐらいはスッキリシンプルにして暮らすのもいいと思う。
え〜書評ですが、この本は断捨離【①捨てる②買わない】 を軸とするシンプルライフのススメの本です。正にその通りだと思う。スピリチュアル風味を醸し出している点はご愛嬌。

- 作者: やましたひでこ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/06/11
- メディア: 単行本
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