デフレ傾向が長年続く日本経済。そんな時代の中、いつから日銀は金の需給を調節する通貨の番人から経済成長請負人になってしまったのだろうか・・・。デフレの原因が日銀だけにあるわけではないと思いますが、矛先は主に日銀に向けられています。
デフレが問題視されていますが、長期的には日本経済はインフレ要因の方が多いのではないかと思います。
少子高齢化による労働人口の減少に起因する「供給の減少」。高齢化による従属人口の増加に起因する「需要の増加」。それに加えて1000兆にもなる政府債務。「供給<需要」となり、さらに政府債務が発散し始めた日には・・・!
現在の中期的デフレ傾向の背後には、長期的インフレ要因が満ち満ちていると思います。日銀の施策とは関係なく将来的にはインフレになると思います。そのインフレが「望ましいインフレ」となるかは非常に疑問ですが。