人間、こうなったらもう終わり。
「政治は強力なリーダーシップを」 経団連会長が苦言
日本経団連の米倉弘昌会長は16日、都内で記者団に対し、震災に対する一連の政府の対応については「強力なコントロールタワーが欠けている」と批判した。
米倉会長は「正確な情報収集をしたうえで指揮命令系統を明確にして、政治はいまこそ強力なリーダーシップを発揮すべきだ」と要望。
救援物資が不足しているのに被災地に届けられないことなどを例示したうえで「物資戦略がなっていない。規制を厳格に守るのではなく、被災地にいかに迅速に円滑に届けるかを心がけてほしい」と苦言を呈した。
今回の震災では、東京電力の福島第1原発で16日も火災が発生するなど、原発で深刻な状況が続いているが、「ずいぶん津波の影響を受けたが、収束の方向に向かっているのではないか」と指摘。
日本の原子力行政についても、「1000年に一度の津波に耐えているのはすばらしいことだ。原子力行政はもっと自信を持って胸を張るべきだ」と強調した。一方で、「政府は不安感を起こさないよう正確な情報提供をしてほしい」と要望した。
これに先立ち、日本経団連は同日朝の臨時会長・副会長会議で、政府に対し行方不明者の捜索徹底とともに被災地への生活関連物資の円滑な輸送や医療ケア、復興財源の確保などを求める緊急アピールを決め、公表した。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110316/biz11031610510018-n1.htm
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
原発は重要エネルギー源=地震多いのは運命−与謝野経財相
与謝野馨経済財政担当相は22日の閣議後会見で、福島第1原発事故に関連し、「日本中どこの地域を探しても環太平洋火山帯の上に乗っている国だから(地震が多いという)その運命は避けようがない」と述べた。これは原発推進の立場から地震が多いことは原発を止める理由にならないとの考えを強調した発言。
同相は「将来とも原子力は日本の社会や経済を支える重要なエネルギー源であることは間違いない」と語り、あくまでも原発を続けるべきだとの考えを示した。(2011/03/22-10:20)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011032200270
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(゚Д゚)ハァ?確かに今の日本はエネルギーが必要なことは事実である。その事実から目を背けることは出来ない。事実ではあるが、福島第一原発が全く予断を許さず、今後日本の国土がどうなるかすらわからず、そして日本国民だけではなく世界中で原子力に疑問を持ちつつあるこの状況下で原子力産業を擁護する発言をする必要があるのだろうか!?!?
人間の活動、人間の心、地球の活動。要するに現実社会という物は完全なアナログだ。決して経済というデジタルな帳簿の支配下にある物じゃない。アナログな現実社会で日本国土が放射能汚染という物理的な危険性が迫っている。日本人だけじゃなく世界の人が原子力に対して不安を持っている状況なのにそんな人間の心を完全に無視して「原子力産業の輸出」「経済活動」というデジタルな帳簿上のことを最優先に考え発言するこの思考回路。
アナログな現実社会と、経済というデジタルな数字上の仮想社会の区別がつかなくなったら人間もう終わりだ。少なくとも今の段階でこんなことは発言するべきではない。そんなことにも思いが至らないのか?
「永田町のユダ」と言われる与謝野。財政至上主義、帳簿原理主義の彼のように、数値化できないアナログの現実社会を数字だけで考えるようになった功利主義の人が増えているのだろうか。。。
福本伸行の漫画「カイジ」に出てくる「兵藤和尊」や「アカギ」に出てくる「鷲巣巌」などの醜悪な老人より現実社会の老人のほうがよっぽど恐ろしい。