蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。email:arinkoblog@gmail.com

歴史、哲学

少子化と非婚化の原因

このブログで何度も書いていることなのですが、敢えてもう一度書こう。そして何度でも書こう・・・何度でも蘇ってやる!「少子化や非婚化の原因は、不況や貧困ではない!」(一要因でしかない。) 少子化や非婚化の原因を不況や貧困に求める論調が強い影響を…

【29冊目】 (日本人) 橘玲

橘玲は以前から興味がありましたが、なんとなく読む機会が無く今まで読んだことはありませんでした。新刊の(日本人)が売れているらしく、これを機会に本書を購入しました。 本書は「日本人とは何か?」という「日本人論」です。博学卓識の橘氏が様々な文献…

経済成長をドラクエで例えると〜目的無き時代〜

引用開始(一部改変) 661 名無しさん@八周年 2008/03/01(土) 22:52:19 id:JF6529TKO 経済成長をドラクエで例えると、高度経済成長時代は勇者レベルが10〜15位のとき。はがねのつるぎとか買う時代。レベル上げ(経済成長)が楽しくて仕方無い時期。これから…

「哲学を勉強するとひとりぼっちになりませんか?」

yahoo知恵袋で「哲学を勉強したいのですが、哲学を学ぶと独りぼっちになりませんか?」(うろ覚え)というスレッドがありました。これは何気に深いと思います。確かに、哲学を学ぶと象牙の塔に閉じ込めれられて無間の孤独空間に陥る可能性が秘められていると…

近代の終わりと未来の人間

適当にポストモダンについて考えてみる。(今回の記事は読んでいて暗い気持ちになるかもしれないが、俺は基本的に未来は明るいと考えている立場です。) はじめに 時代の定義なんて後世の人間の勝手な定義でしかない。 「近代→現代」が始まったのはいつから…

【27冊目】【28冊目】デカルト入門(小林道夫)と方法序説(ルネ・デカルト 谷川多佳子訳)

「我思う、故に我あり(コギト・エルゴ・スムcogito,ergo sum)」で知られ、「近代哲学の父」と謳われるデカルトの入門書。 デカルトは真理を見つけるためにひたすら疑った。疑って疑って疑いまくって、最後に残る、絶対に疑えない存在だけが「真理」だろう…

絶対他力!他力本願!

俺が住む北陸地方は歴史的背景から浄土真宗が盛んです。北陸地方の墓は「○○家之墓」と刻印されておらず、多くが「南無阿弥陀仏」と刻印されています。地元の寺は地域の集会所みたいな役割を果たしていて、仏教に興味がなくてもなんとなく地元の人は寺に集ま…

【25冊目】史上最強の哲学入門 飲茶

哲学は面白い!そしてこの本は最高の入門書である! 哲学はとても難しいものでもあり、哲学に興味が無い人にとっては非常につまらないものだと思います。「哲学が好きだ!」と言う人に知り合ったとして、その人が「アリストテレスが・・・それでニーチェが言…

人間は自由という刑に処せられている。

「人間は自由という刑に処せられている」byサルトル 西洋人類が尾崎豊のように自由を求め続けたかはわかりませんが、「自由」は近現代を考える上で重要なキーワードとなるでしょう。西洋人類は「自由」を求め続け「自由」を手に入れましたが、「自由」こそが…

パラダイム転換という視座

永遠に続くかと思われたキリスト教による1000年に及ぶ中世西洋社会の支配。しかし絶対的影響力を持った宗教もやがて社会の主役から引き摺り下ろされました。 ルネッサンスから始まった大きな潮流が、宗教改革へ変化し市民革命を起こし、現在に至る「自由民主…

ブログの旧ガイドライン その4 人間観、歴史観、社会観、経済観

ブログのガイドライン その1 このブログの目次 ブログのガイドライン その2 社会の考え方 ブログのガイドライン その3 経済の考え方哲学、思想の考え方 「哲学とは・・・問題の発見や明確化、諸概念の明晰化、命題の関係の整理といった、概念的思考を通じ…

近代人の始まりと現代人の終わり。その1

はじめに 「哲学、思想」の記事を書くのはいつ以来だろうか・・・。俺が学び、考えている哲学と現代社会についての関係を書いてみます。哲学と歴史学の力を借りて現代社会を俺なりに考えてみます。が、浅学なので非常に簡単なことしか書けませんので悪しから…

【10冊目】ヨーロッパ思想入門 岩田靖夫

ヨーロッパの思想を学ぶための入門書。 哲学や思想というと難しくて敬遠したい学問です。学ぼうとしても何から学べばいいのかわからないものですが、本書は西洋思想の源泉を「ギリシア哲学」と「ヘブライ信仰」と定義し、この二つに焦点を当てて過去から現代…

【9冊目】自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門 森村進

このブログに「歴史、哲学」というカテゴリがあるが全然書いてません。「哲学、思想」は難解なので俺自身どこまで理解できているかよくわかりませんし、文章にすることも俺には難しいのでほとんど書いてません。「哲学、思想」というものは一般的には面白い…

【5冊目】【6冊目】これからの「正義」の話をしよう〜マイケルサンデル /サンデルの政治哲学〜小林正弥

「ハーバード白熱教室」から怒涛の嵐を日本社会に巻き起こしている(ような気がしなくもない)サンデル旋風。当然ながら俺もその嵐、時代の流れに巻き込まれた一人です。「これからの正義〜」は85万部を超えたとか。詳しい書評については今後のブログの中で…

蟻の社会科学的方法論

14世紀の哲学者・神学者のオッカムの考え方で「オッカムの剃刀」と呼ばれる思考方法があります。「(剃刀でスパスパ切り取って)ある事柄を説明するためには、必要以上に多くの仮定をするべきではない」 という考え方です。俺もあまり難しく考えずに問題を定…