蟻の社会科学~リベラルアーツとロジカルシンキング~

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にロジカルシンキングを最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

【55冊目】マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング

 世の中にはロジカルシンキングに関する本が山ほどあります。何冊か読んでみると基本的には書いてある内容は同じようなことですが、出せば売れるのでしょう、同じような本が何冊も出版され続けています。なぜ売れるのかというとロジカルシンキング本を買う人はロジカルシンキングがなかなか身につかないので同じような本を何冊も買ってしまうのかもしれません。
 ロジカルシンキングの本を読むと「あ〜なるほど。わかった!」という気になりますが、実際に日常の仕事や生活でロジカルシンキングを実践できているかと考えると出来ているような・・・出来ていないような・・・ 手応えを感じられない人が多いのではないかと思います。それもそのはず、ロジカルシンキングは本を読めばすぐに身につくものではないからです。プロ野球選手になる方法」という本を読めばすぐにプロ野球選手になれるわけでは無いのと同様、ロジカルシンキングの本さえ読めばロジカルシンキングが身につくものではありません。「わかる」と「出来る」は全然違います。
 ロジカルシンキングで必須の思考プロセスに「具体的事象を抽象化すること。抽象と具体の往復運動」がありますが、人の脳は具体的事象を抽象化することが苦手のようです。人は抽象的思考が苦手なのでひたすらトレーニングする以外に抽象的思考を身につける方法はありません。ロジカルシンキングはそのトレーニングを数か月から数年続けてようやく実践できるようになるものだと思います。(トヨタ自動車ではロジカルシンキングを「ズームインズームアウト思考」と呼び、社員に五年かけて身につけさせるとか・・・)
 本書では思考力を高めるトレーニング方法としてA4メモ書きという方法を紹介しています。ダメ社員の桃子がA4メモ書きで思考力をつけて成長していくサクセスストーリーをマンガとわかりやすい文章で小気味よく展開しています。トレーニング方法を含むロジカルシンキング入門としてお勧めです。