蟻の社会科学~リベラルアーツとロジカルシンキング~

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にロジカルシンキングを最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

【48冊目】アルケミスト パウロ・コエーリョ

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

 
 主人公の少年が「宝物」を探しに行く世界的超ベストセラー。この本を読んで子供の頃に読んだサンテグジュペリの「星の王子さま」を思い出した。自分が子供だったことを忘れてしまった大人向けの童話という感じだろうか。
 物語の中で様々な経験を経て、ついに少年は「宝物」を見つける。僕は「「宝物」ってなんだろう?まさか金銀財宝じゃないだろうな」と考えながら読んでいた。しかし、金銀財宝が「宝物」というオチだった。「宝物って金銀財宝かよ!? そんな俗物的な・・・」と一瞬思ってしまったが、そう考えることこそが自分が大人になってワクワク感をなくしてしまった証だろうか。金銀財宝が宝物なのではなく、やはり少年が冒険で得た「経験」「出会い」「恋愛」こそが真の宝物なんだろう。