蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にシステム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

人は時間と共に想像力を失う

 子供の想像力はすごい。寝る前に自分がRPGの主人公になって剣と魔法の世界で大活躍することを想像したり色んな空想が出来るが、時間と共に想像力が失われていく。
 20代の頃はまだ夢を持っているかもしれないが、30代に入ると社会的地位も固まり、家族を作り子供を作り、長期ローンを組んだりしてどんどん「身を固めていく」。そして30代になると急速に想像力は失われていき「不惑」を迎えるころには想像力はほぼ消え失せてしまうのだろう。日々の生活、会社の将来、自分の給料、年金はいくらもらえるのだろうか?そういうことにしか想像力が働かなってしまう。何もそれが悪いことではない。自分の置かれた環境空間で全力を尽くすことだけを考えることが悪いことのはずが無い。
 しかし、今は「パラダイムシフト」の時代だ。常識と思われていたことがどんどん崩れていく時代だ。そんな時代を生きるには、自分が置かれている空間、環境の外を意識して想像することが重要になってくるのではないだろうか。
 生まれたときから、白い壁に囲まれた、窓のない部屋の中で、本も読まずにテレビも見ずに誰とも接することなく過ごしてきた人を思い浮かべてみよう。彼は一体どのようにして外の世界を想像することが出来るだろうか?会社の中で日々の仕事に忙殺される現代人は上記の白い壁に囲まれた人と似ているかもしれない。しかし、日々に流されるだけで無く、ほんの少しでも外の世界に目を向ければ人生が豊かになるかもしれないと思う。