蟻の社会科学

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NHK参議院特集

 NHKで各党代表の討論会をやっている。自民党を肯定するわけではないが、やっぱり共産党や生活の党は話にならね〜。俺は共産党の大ファンではある。共産党実践力が皆無であることを除けば素晴らしい政党である。抽象的な理念は素晴らしいものがあるが政策の実効力が全くない。
 社会主義政党の根底にあるのは「心清らかで有能な役人が強欲な金持ちから税金を集め、集めた税金は心清らかで有能な役人が貧しい庶民に公正に分配する理想社会」という設計主義である。「ハーヴェイロードの前提」と言うか。役人がいなければ国家が成り立たないのは事実ではあるが、前述の理想論が全く意味を成さないのは、それ以上に確かな事実である。金持ちや企業に対して増税するのに反対しないが、一瞬で金が移動するグローバル経済の中では、増税した途端、金持ちも企業も日本から離れていく。その点について社会主義政党はまるで説明が無い。
 政治家が抽象的な理想論しか語れないのであれば、結局国民が自分で自分の生活、人生について考えていくような風潮がもっと生まれれば、多少なりとも社会は変わっていくのではないだろうか。