蟻の社会科学~リベラルアーツとロジカルシンキング~

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にロジカルシンキングを最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

「円」の「価値」はどこへ行くのか?〜国債バブルとキャピタルフライトの行方〜

 「政府の負債が国民の金融資産を超え、国債の買い手がいなくなったとき国債の価格が暴落して日本は高インフレに見舞われる。」という視座が世論として有力かと思われます。経済にさほど詳しくない俺はその意見に概ね同調していますが・・・。
 一つ疑問なのは現在の国債バブルが終わり、日本国債が売り一色になった時。その「円の価値」は日本国債を投げ売って一体、何を購入してその「価値」を保存しようとするのだろうか?アメリカドルへ向かうのか?ユーロへ向かうのか?新興国の通貨や投資へ向かうのだろうか?株へ向かうのだろうか?土地へ向かうのだろうか?金や原油や食料へ向かうのだろうか?日本国債バブルが終わり日本国債が暴落するということは、即ち日本国債以外の「何か」に新たなバブルをもたらすということだと思いますが俺にはその「何か」が全くわかりません・・・。
 アメリカドルやユーロへ一時的に逃避するかも知れませんがもはや大きな成長を見込めない「アメリカドル」や「ユーロ」が「円」の永遠の受け皿になるとも思えません。行き場をなくした「円」は「新興国への投資」や「金」「原油」「食料」へ一時的に逃避するかもしれませんが、それも永遠の受け皿となるとも思えません。逆に現在、アメリカドルとユーロの価値の逃走の場所として円が買われています。
 日本国債の暴落は有り得ると思いますが、そのオルタナティブとして「円(の価値)の逃走する場所」は何なのか?そもそもこの飽和した金余りのグローバル資本主義「円およびドル、ユーロ(の価値)の逃走する場所」が存在しているのだろうか?