蟻の社会科学~リベラルアーツとロジカルシンキング~

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にロジカルシンキングを最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

【25冊目】史上最強の哲学入門 飲茶

 哲学は面白い!そしてこの本は最高の入門書である!
 哲学はとても難しいものでもあり、哲学に興味が無い人にとっては非常につまらないものだと思います。「哲学が好きだ!」と言う人に知り合ったとして、その人が「アリストテレスが・・・それでニーチェが言ったことは・・・」なんて事を言い出したりしたら「うわぁ・・・この人とは絶対に深く関わりたくないわぁ・・・!」と思うでしょう。俺も以前は「哲学を好きな人」と言うのはちょっと危ない人なのかしら?と思っていましたが、哲学を学び始めた今は俺自身が「それでニーチェがね・・・」と言い出す人間になってしまったw それはとにかく哲学は面白い。
 哲学がちょっとしたブームになっている(?)現在、哲学を学ぼうという人も多いと思います。哲学に興味を持った人が「哲学ではニーチェってのが有名だからとりあえずニーチェを読んでみよう・・・」と思い、岩波文庫ニーチェツァラトゥストラはこう言った(上)」]などを購入したら最後。もう二度と哲学への興味が沸かなくなってしまう可能性があります。哲学はなかなかややこしい学問であり、いきなりニーチェなどを読んでも理解できない。哲学で重要なのは歴史との関連性であり、どのような歴史の上でその哲学Aが生まれたのか、その哲学Aは新たな哲学Bとどのような相関性を持っているのか?など歴史や思想史のガイドラインを考えながらでないと、哲学を学ぶのは難しいと思います。
 ニーチェ一つを学ぶとしても
「マンガで読む世界史」「マンガで読むヨーロッパ史」→
「はじめての哲学入門」「図解解説 西洋思想史」→
ニーチェ入門」「はじめてのニーチェ」→
ツァラトゥストラはかく語りき」「善悪の彼岸」「力への意思」
という段階を経ないとなかなかニーチェを理解するのは難しいでしょう。(俺はそれでも理解できませんがねw)

 様々な哲学入門書を読みましたが、本書は哲学を学ぶためのはじめの一歩として最適の本です。何より読みやすい。若者言葉で記述されていてさらに30代のジャンプ世代の人間であれば読んでいて「ニヤリ」としてしまう記述に笑ってしまいます。内容が薄いわけではなく、32人もの哲学者について誰でも理解できるように読みやすく書かれていて「史上最強の哲学入門」の名に恥じないまさに最高の入門書では無いでしょうか。
 ちなみに「バキ」はほとんど本書には関係ない。

史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)

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