蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にシステム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

GDPの三面等価から単純に経済を考える。

 経済とは「人々が労働を社会に供給して、モノやサービスを受け取る単なる物々交換ゲームである。その物々交換ゲームを媒介するものが貨幣である。その需要と供給が増えることが経済成長である。」と俺は単純に考えています。もっと言えば「労働と労働の交換」こそが経済だと思っています。
 経済学はこの単純な物々交換ゲームを複雑な理論や数式を用いてモデル化、精緻化するものではありますが、複雑すぎて俺には経済学がわからなくなった。複雑な理論を用いる経済学が人間社会の中でどれほど普遍性があるのかが全くわからなくなった。(高度な金融工学サブプライムローン問題で大失敗したように。そもそも複雑な人間社会に対して、ニュートン力学のような自然科学的な考えを用いて、絶対的な公式を見出すこと自体が不可能なのだろう。)

 経済を最も単純な式から考えてみたいと思います。
A(総需要)=Y(国民所得)=C(消費)+I(投資)+G(政府支出)
日本においては
C・・・人口減と、高齢化により消費が縮小。
I・・・上記の要因に伴い、投資も縮小。
G・・・CとIの縮小を補うためにGだけが拡大。(借金1000兆!)

 Gも無限の財源を持っているわけではなく、徴税権と国債の金融市場における信用だけがGの担保です。Gの徴税能力と国債の信用がいつまで持つか・・・
 世界第3位のGDPを誇るGが信用を無くした世界。その世界を経済学という範疇だけで想像することが難しいのではないだろうか。社会学歴史学や哲学と循環させながら社会を、経済を、未来を考えることが重要なのではないだろうかと思います。