蟻の社会科学~リベラルアーツとロジカルシンキング~

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にロジカルシンキングを最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

パラダイム転換という視座

 永遠に続くかと思われたキリスト教による1000年に及ぶ中世西洋社会の支配。しかし絶対的影響力を持った宗教もやがて社会の主役から引き摺り下ろされました。
 ルネッサンスから始まった大きな潮流が、宗教改革へ変化し市民革命を起こし、現在に至る「自由民主主義社会」を作り上げました。その世界の大きな潮流は日本にも大きな影響を与え、明治維新の時期に江戸幕府を社会の主役から引き摺り下ろし、大日本帝国という近代国家を作り上げました。
 1700〜1800年代頃から(主に西洋社会では)宗教などの伝統的権威と決別した「合理的な社会システム」こそが社会の主役となり、現在に至ります。
 しかし、どんな社会システムもどんな価値観もその時代の子。キリスト教江戸幕府が社会の主役から引き摺り下ろされたように、市民革命や産業革命やアダムスミスの時代から社会を支配してきた「合理的な社会システム」もやがて社会の主役から引き摺り下ろされるかもしれない。
 これから世界が、日本が、どのようになっていくのかは皆目見当はつきません。ひょっとしたら我々はルネッサンス宗教改革や市民革命、明治維新終戦と同じぐらいのパラダイム転換の中にいるのかもしれないという認識や視座を持つことは重要なのではないかと思っています。