蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

時代の一員として〜時代主義〜

 日本はなんとなく暗い雰囲気に包まれている時代だ。これからの見通しもなんとなく暗そうだ。しかし、そんなことを嘆いている暇は何一つないようだ。僕らは時代の一員であり、今までの、どんな人間もその時代の一員だ。過去のどんな暗い時代の人も歴史を作ってきたし、現在の僕らもこれからの時代と歴史を作り上げていくだろう。


縄文時代の人は30歳が平均寿命。
弥生時代も30歳が平均寿命で戦さも多かった。
弥生時代〜江戸時代までは飢えと搾取と病と戦さの時代。(現代人の視点から見れば暗黒時代だったのかもしれない。)
・江戸時代以降の近世においては技術の発展と社会の安定の時代。(現代的視点から見てもある程度の幸福な時代かもしれない。)
・明治時代以降の大日本帝国時代。その最後は若者が特攻機に乗って命を落とす時代。
・戦後の自由と経済成長の時代。
・現在の長寿と格差と無縁と経済縮小の時代。



 過去の時代、それは現代の目線から考えると暗黒の時代かもしれない。そんな暗黒時代でも人は力強く生きて、次代を作り上げてきた。現在は過去と比較すると物質的には最も豊かな時代だと思うが、豊かさを極限まで達成したが故に、豊かさの負の部分が歪な形で社会を覆い、社会の閉塞感につながっているのだと思う。第二次世界大戦後の西欧先進国が達成したかりそめの成功体験に心を縛られているが故に、人は現実社会を力強く生きる活力を失い、次の社会を作り出すエネルギーが消失しているのだと思う。そのエネルギーを取り戻すことこそがこれからの時代の最も重要なことだと思う。