蟻の社会科学~リベラルアーツとロジカルシンキング~

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にロジカルシンキングを最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

ブログのガイドライン その4 人間観、歴史観、社会観、経済観


ブログのガイドライン その1 このブログの目次
ブログのガイドライン その2 社会の考え方
ブログのガイドライン その3 経済の考え方

哲学、思想の考え方 

「哲学とは・・・問題の発見や明確化、諸概念の明晰化、命題の関係の整理といった、概念的思考を通じて多様な主題について検討し研究する、学問の一分野。」(wikipedia)より一部引用。

現在社会を考えるピラミッドモデル図

人間観
 現代社会について考えるとき、社会を構成する大きな要素の一つである「人間」についてまず考えなければいけないと思います。即ち「人間とは何か?」という人間観が社会を考える上で重要になると思います。
 人間って何だろう?!俺が考えても全くわからない・・・!幸いなことに過去の偉大な哲学者達が「人間とは何か?」を徹底的に語り尽くしています。「人間とは何か?」という問題に対して答えは、これまでも、これからも永遠に出ることはありませんが、過去の偉大な哲人たちが「人間」に対しての様々な解釈を与えてくれます。人間の本質は「物質」なのか「動物」なのか「知性、理性」なのか「情熱」なのか「神の僕」なのか・・・岩波文庫青本を右手に、入門書を左手にウンウン唸りながら考えても、俺には全くわからないということを付記しておきます・・・!
 俺の考えでは、近現代人はホモ・サピエンス(知恵のある人)、ホモ・バーター(交換する人(俺の造語))からホモ・エコノミクス(合理的経済人)ホモ・カルキュレイター(計算する人、打算的な人(俺の造語))に変化したのではないかと思っています。
歴史観
 人間とは何かよくわからないまま、次に歴史について考えます。我々が生きている現代社会は過去の社会の蓄積によって成り立っているので、現代社会を考えるときには「歴史」について考えなければいけないのでしょう。歴史に関しても過去の偉大な哲人たちが様々な解釈を残してくれています。進歩史観唯物史観自虐史観!・・・などなど。歴史の解釈も非常に難しいですが、我々が生きている現在の日本社会は「西欧発の自由民主主義資本主義社会」であるということを手掛かりとして
ギリシャ哲学」「ヘブライ信仰」・・・時を経て「ルネッサンス」「宗教改革」「プロテスタンティズムの労働倫理」「フランス革命」「アメリカ独立戦争」「南北戦争」「日本の明治維新」「第一次世界大戦」「世界大恐慌」「ナチスファシズム」「第二次世界大戦」「ソビエト連邦の崩壊」「同時多発テロ」「世界同時多発デモ」
など西欧が辿ってきた歴史を土台として現在を考えています。(当然、日本が辿ってきた歴史も重要視しています。)
社会観
 「人間とは何か?」「歴史をどう解釈するか?」をよくわからないなりに考えた上で、次に社会について考えることが出来るのではないかと思います。社会と言ってもアマゾンやアフリカの奥地の未開の社会も存在しますし、中国や北朝鮮のような独裁社会も存在し、様々な社会が地球の上には存在するのですが、西欧発、自由民主主義資本主義社会の現代の日本社会について考えます。
 現代社会を考えるために重要なことは「現在すら、過去から未来へ流れ続ける人間社会の一つの地点であり、社会も、人も、考え方も、時代によって流転していく。」という視点。それこそが最も重要だと思います。
経済観
 人間観、歴史観、社会観を土台としてようやく近現代経済についての経済観が生まれるのではないかと思います。どのようにして近現代経済が発展したのか?日本経済の停滞の原因は?そして、これからのグローバルマクロ経済はどこへ向かうのか?について考察できるのではないかと思っています。
 取り扱う経済現象を、「モデル化が可能な範囲に限定して」モデルを精緻化したところでどれほど普遍性があるのか?モデルの存在を保障していた近現代社会が複雑に変化している現在、経済学がどれほど普遍性があるのか?現在の「管理通貨制」というシステムは複雑に変化する社会の中で人類普遍のシステムとして今後も存在し得るのか?
最後に
 「政治現象」や「経済現象」もどちらかといえば社会の表層に現れる現象であると思います。(政治も経済も社会の深層と表層を往復するものではありますが、我々が認識できる現象は表層のものでしかないと思います。)さらに政治も経済も時代によって大きく変化する相対的なものであると思います。現在の高度グローバル化、超高度情報化による「抽象化、無重力化する社会」では政治も経済も非常に不安定になっていると思います。そのような不安定な社会で「政治」や「経済」から普遍性を抽出することが非常に困難であり、「政治」や「経済」から「社会」を考えることすら難しいかもしれません。
 社会を考えるための確かな材料を探すしかないと考えました。先進国、新興国共通の傾向であり、さらに21世紀の先進国全体に大きな影響を与えると思われる「少子高齢化現象(人口動態)」に思考と論理の軸を据え、今後の社会を包括的に考えるしかないと考えています。もちろん一元的に少子高齢化問題だけで複雑な要素が交差する社会の全てを考えることは出来ませんが、暫定的スタート地点として「少子高齢化問題」を主眼に社会を考えていきます。