蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にシステム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

トルコ大地震、アルメニア原発

 先日トルコで大地震が起きました。連日そのニュースが飛び込んでくる中で、トルコの隣国のアルメニアのメツァモール原発で何かしらの「事象」が起きているようです。メツァモール原発原子力工学的観点、政治的観点、経済的観点など様々な観点から見て「世界で一番危険な原発」と言われていたようです。メツァモール原発の危険性云々ということではなくやはり原発そのものが人類の手に負えないものなんだろうなぁ。
 「原発が事故を起こす可能性など数万分の一だ!」「原発なくしてどうやってエネルギーを確保するんだ!」という紙の上の計算の意見も根強い現状です。しかし、事故の確率が数万分の一とされる原発で、たったこの数十年でスリーマイル事故、チェルノブイリの事故、福島第一原発の事故が起きています。それでも原発の事故の確率は数万分の一と過小評価することができるのでしょうかね。
 紙の上でいくら原発の安全性を計算をしても、結局は原発は計算不可能な地球と言う大地の上に建設されていて、計算不可能な人間が運用している以上、またいつか大きな事故を起こすでしょう。原発問題を牧歌的な「原発推進」「原発廃止」という一種のイデオロギカルな二元論で語るのではなく、それより先のもっともっと深い観点から考えなければいけない時期にさしかかってるのかもしれないと思います。