蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にシステム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

認知科学

ブログの新ガイドライン(2)無知の知~私の中のミクロコスモス 脳と心と思考~

60%完成、推敲不十分、後日追加変更あり。とりあえず書きかけをアップしようと思います。第一部 システム0とシステム1~ 無意識と感情 ~ 第1章 はじめに このブログは社会のことを考える社会科学なのですが、ここ2~3年は認知科学に興味の中心が移りま…

仕事を覚えられない人と仕事を説明できない人

抽象的なことばかり書いていてもあれなので、たまには具体的で実生活の役に立ちそうなことを書いてみようと思います。 「仕事を覚えられない。」「仕事をうまく教えられない。うまく説明できない。」という悩みはいつの世も絶えることはありません。また同時…

知識と思考

最近は認知科学の記事ばかりですが、今年は認知科学の研究に費やす決意をしたのだった・・・。つーか自分が何なのかわからないw 人間の思考というのは知識という土台があってこそ初めて成り立つものであり、知識と思考のハーモニーが重要だと思います。思考…

思考の不思議なパラドックス

「「考える」の定義を言ってください。」という問題があるとします。あまりにも幅が広すぎて一義的に一言で定義をすることは非常に難しいと思いますのでこの問題はいったん保留します。 この問題を多くの人に問いかけてもほとんどの人は答えられないでしょう…

認知科学のモデルの一部(追加)

(ネットから転載 一部改変) 全てを統合した記事を書こうと思っているが、なかなか書けないなあ。モデルの一部だけ載せておこう。年内には書き上げたい。

二重過程理論について

認知科学に二重過程理論という理論があります。様々な学者により提唱されていますが、端的に言うと人間の思考をシステム1(速い思考)とシステム2(遅い思考)に分ける理論です。もっとわかりやすい言葉で言うと、感情と理性、思い付きと熟慮、に分けて考…

この世界はシームレスでありスペクトラムである

上記の図の矢印の部分は「白」だろうか「黒」」だろうかと聞かれるとどっちだろうか。「灰色」としか答えようが無いかと思う。この図では左に黒、右に白があるのが見えていて全体像が見えるので「白寄りの灰色」と答えることも出来る。でも感覚的には「黒寄…

認知科学と仏教

認知科学を学ぶ人の一定の割合が、大乗仏教の唯識論との間にかなりの親和性を見出すのではなないだろうかと最近思います。大乗仏教の唯識派が1700年も昔に最新の認知科学に勝るとも劣らない、人の心に関する深遠で精緻な理論を構築していたことに驚きを…

【62冊目】知能はもっとあげられる ダン・ハーリー

知能はもっと上げられる : 脳力アップ、なにが本当に効く方法か作者: ダン・ハーリー,渡会圭子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2016/03/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 近年「脳トレ」などで脚光を浴びつつあ…

知識は知識を呼び込む

本を読んだり新しいことを経験すると新しい知識が1個増えるとします。同時にその1個の新しい知識は3個の未知の要素で構成されているとします。即ち「1個の知識を知ると3個の知らないことを発見する」とします。①1個の新しい知識を得ると3個の知らない…

モデルとは何か?

モデルを用いた思考 より深く論理的思考を行うために非常に便利なのが「モデル(模型)」を利用した思考法です。学者、研究者、システムエンジニア(特に上流工程)、コンサルタントなど理論や概念や抽象的思考を取り扱う職業には必須の思考法と言えるかと思…

粒度について

仕事のやることリストを作るとします。そのリストに「働く」という一項目だけしかなかったとしたらやることリストとして機能するでしょうか。「働く」という一項目ではあまりにもアバウトすぎてチェックリストとして機能することはないでしょう。では「部屋…

【57冊目】マインドマップ超入門 トニーブザン天才養成講座①

マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座)作者: トニー・ブザン,近田美季子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/12/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 139回この商品を含むブログ (41件) を見る…

【55冊目】マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)作者: 赤羽雄二,大舞キリコ,星井博文出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2015/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 世の中にはロジカルシンキングに関する本が…

 マクロとミクロ

マクロとミクロの関係に対応するものを何となく考えたのでメモ替わりに書く。マクロ ミクロ 巨視的 微視的 抽象的 具体的 総論 各論 ズームアウト ズームイン 全体 部分 目的 手段 理論 実践 思考 行動 地図 現在地 鳥の目 虫の目 戦略 戦術 やるべきこと で…

【52冊目】アナタはなぜチェックリストを使わないのか?アトゥール・ガワンデ 

アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】作者: アトゥールガワンデ,吉田竜出版社/メーカー: 晋遊舎発売日: 2011/06/18メディア: ハードカバー購入: 24人 クリック: 539回この商品を含むブログ (47件) を…

人間は書かずに考えることが出来ない〜連想力を活用する〜

「考える」ということばを聞くが、私は何か書いているときのほか考えたことはない。(モンテーニュ) モデルを作り、深く思考するために絶対に必要なのが「紙に書きだす」ことです。人間のワーキングメモリは少なく、一度にせいぜい1〜4個のことしか考える…

【51冊目】ファスト&スロー(上)(下) ダニエル・カーネマン

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ダニエル・カーネマン,村井章子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/06/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (30件) を見るファスト&スロー(下) あなた…

【50冊目】メタ認知的アプローチによる学ぶ技術 〜A・オリヴェリオ〜

メタ認知的アプローチによる学ぶ技術作者: アルベルトオリヴェリオ,Alberto Oliverio,川本英明出版社/メーカー: 創元社発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 51回この商品を含むブログ (7件) を見る 業務の引継ぎや新人の教育は基本的には一…

【49冊目】具体と抽象〜世界が変わって見える知性のしくみ 細谷功

具体と抽象作者: 細谷功出版社/メーカー: dZERO(インプレス)発売日: 2014/11/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る 思考についての本です。4コマ漫画が面白かった。 思考力ってなんだろう。ロジカルシンキングの本を読ん…

考えられていないことはほとんど存在しない

僕はよく哲学関係の本を読む。(内容はよく理解出来ていない。)数年前に哲学の本を読み始めたときは、学び始めなので体系的に哲学思想史の全体像を把握できておらず、断片的に本を読んでいた。知識と知識のネットワークが断片的で浅いので、本を読み何か色…

人は新しいことを知りたくない

先日の記事で人の好奇心が加齢とともに減少していく件について書きましたがもう少し掘り下げてみたいと思います。 タイトルの「人は新しいことを知りたくない」と聞けば少し違和感を感じるでしょうか。「人間は多かれ少なかれ好奇心を持っているのだから新し…

読書のすごさ 読書のすゝめ

読書はすごい。読書はヤバい。何がすごいかって、本には一人の人間が千年、一万年生きても考え付かないことや経験できないことがたくさん書いてある。普通に生きていたら絶対に知ることができない世界のことを知ることができる。 僕たちが生きているこの世界…

「知的好奇心と無知の知」

「あなたは好奇心旺盛ですか?」と聞かれたらどう答えればいいのだろうか。多くの人にとって難しい問題だと思う。そうとも言えるし、そうでもないかもしれないし・・・。「人はどれぐらい好奇心を持っているのだろうか?」という抽象的で不可解な問題があっ…