蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸にリベラルアーツを横軸にシステム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

【68~69冊目】宇宙創成(上)(下) サイモン・シン

宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 394回この商品を含むブログ (129件) を見る宇宙創成〈下〉 (新潮文庫)作者: サイモンシン,Simon Singh,青木…

羽生さんの名言

三流は人の話を聞かない。 二流は人の話を聞く。 一流は人の話を聞いて実行する。 超一流は人の話を聞いて工夫する ~ 羽生善治 将棋の羽生さんの言葉ですが素晴らしい言葉だと思います。人一人が一生で考えられること、知ることができることはたかが知れて…

この世界はシームレスでありスペクトラムである

上記の図の矢印の部分は「白」だろうか「黒」」だろうかと聞かれるとどっちだろうか。「灰色」としか答えようが無いかと思う。この図では左に黒、右に白があるのが見えていて全体像が見えるので「白寄りの灰色」と答えることも出来る。でも感覚的には「黒寄…

人間の非合理性

3月24日に途中まで書いた認知科学に関する記事の続きを書こうとこの3か月間学び考え続けている。認知科学とはすなわち、人間とは何かという根源的な問題にアプローチする科学なのはないかと思う。人間とは何かという最も根源的な問題に答えが出ることなんて…

認知科学と仏教

認知科学を学ぶ人の一定の割合が、大乗仏教の唯識論との間にかなりの親和性を見出すのではなないだろうかと最近思います。大乗仏教の唯識派が1700年も昔に最新の認知科学に勝るとも劣らない、人の心に関する深遠で精緻な理論を構築していたことに驚きを…

隠者(仙人、ハーミット)

RPGゲームの職業を紹介するサイトに隠者についての説明が書かれていた。自分が賢人というつもりはまるでない、世捨て人でもないが自分のことのように親近感を感じて面白かったので備忘録として書いておこうw 職業概要 人里離れた場所に隠れ住む賢人が、隠者…

無知の知~私の中のミクロコスモス 脳と心と思考~

この記事は長いので何回かに分けて追記しながら書こうと思います。1 はじめに このブログは社会のことを考える社会科学なのですが、ここ2~3年は認知科学に興味の中心が移りました。認知科学とは人間の知覚、記憶、思考などの知的機能の仕組みを、脳科学…

文章を書くということ

ほぼ誰も見ていないであろうこのブログを7年間少しずつ書き続けている。「文章を書く」ということ自体が考えるためにいい訓練なんだなと思う。大量の情報を収集して抽象化して大きな構造にまとめる。そこから順序立てて小さな要素に分解したり、また大きな…

【68冊目】海藻の歴史 カオリ・オコナー

海藻の歴史 (「食」の図書館)作者: カオリオコナー,Kaori O’Connor,龍和子出版社/メーカー: 原書房発売日: 2018/01/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 今取り組んでいる認知科学に関する記事の資料を探しに図書館へ行ったら新著コーナー…

近代以前と近代以降の人々の視野

「近代以前の人々の視野はとても広かった」と言われると違和感を感じるかと思います。「科学もなく迷信と宗教の中で生きていた人々の視野が広い・・・だと?・・・」と感じるかと思います。確かにある一面においてはその通りなのですが、近代以前の人々の視…

【67冊目】未来の年表 人口減少日本でこれから起こること

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)作者: 河合雅司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/06/14メディア: 新書この商品を含むブログ (19件) を見る このブログを始めたときのテーマは社会について考える「社会科学」だったはずな…

ブログの新ガイドライン(1)諸行無常~マクロコスモスの中の私~

変化し続けるこの世界の中で このブログを始めたのが2010年の年末なので丸7年経ちました。近年はあまりブログを書いていませんが考えることをやめたわけではありません。むしろ色々考え過ぎていてなかなか書くことが出来ないといいますか。年末の備忘録…

「土地は捨てられるのか」 島根県の山林を相続の男性、国を相手に実験的訴訟

土地は捨てられるのか 男性、国を相手に「実験的訴訟」 朝日新聞:2017年12月4日20時16分 http://www.asahi.com/articles/ASKCY6787KCYUUPI003.html http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171204004582_comm.jpg 国に引き取りを求め、裁判で争った山…

リベラルアーツについて

リベラルアーツについて リベラルアーツとは自由を獲得するための知識を増やす活動です。リベラルアーツのリベラルとは「自由」という意味で、その源流は古代ギリシアまでさかのぼります。古代ギリシアには、「自由市民」と「奴隷」の二つの身分がありました…

【64~66冊目】海嶺(上)(中)(下) 三浦綾子

海嶺(上) (角川文庫)作者: 三浦綾子出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/08/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 江戸時代末期に現在の愛知県からアメリカのシアトル近郊まで漂流した音吉達(おときち)の数…

【63冊目】欲望と資本主義~終わりなき拡張の論理~佐伯啓思

「欲望」と資本主義-終りなき拡張の論理 (講談社現代新書)作者: 佐伯啓思出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/06/16メディア: 新書購入: 4人 クリック: 44回この商品を含むブログ (36件) を見る 著者が本書の中で述べているように「資本主義」という言葉の…

【62冊目】知能はもっとあげられる ダン・ハーリー

知能はもっと上げられる : 脳力アップ、なにが本当に効く方法か作者: ダン・ハーリー,渡会圭子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2016/03/28メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 近年「脳トレ」などで脚光を浴びつつあ…

知識は知識を呼び込む

本を読んだり新しいことを経験すると新しい知識が1個増えるとします。同時にその1個の新しい知識は3個の未知の要素で構成されているとします。即ち「1個の知識を知ると3個の知らないことを発見する」とします。①1個の新しい知識を得ると3個の知らない…

モデルとは何か?

モデルを用いた思考 より深く論理的思考を行うために非常に便利なのが「モデル(模型)」を利用した思考法です。学者、研究者、システムエンジニア(特に上流工程)、コンサルタントなど理論や概念や抽象的思考を取り扱う職業には必須の思考法と言えるかと思…

粒度について

仕事のやることリストを作るとします。そのリストに「働く」という一項目だけしかなかったとしたらやることリストとして機能するでしょうか。「働く」という一項目ではあまりにもアバウトすぎてチェックリストとして機能することはないでしょう。では「部屋…

なんとなく洋楽

や〜いい曲だ

【59冊目】人工知能は人間を超えるか 松尾豊【60冊目】AIの衝撃 小林雅一【61冊目】人工知能と経済の未来 井上智洋 

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)作者: 松尾豊出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版発売日: 2015/03/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (38件) を見るAIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)作者: …

【58冊目】入門経済思想史 世俗の思想家たち ロバート・L・ハイルブローナー

入門経済思想史 世俗の思想家たち (ちくま学芸文庫)作者: ロバート・L.ハイルブローナー,Robert L. Heilbroner,八木甫,浮田聡,堀岡治男,松原隆一郎,奥井智之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/12/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 68回この商品を含…

【57冊目】マインドマップ超入門 トニーブザン天才養成講座①

マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座)作者: トニー・ブザン,近田美季子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/12/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 139回この商品を含むブログ (41件) を見る…

【56冊目】一四一七年、その一冊がすべてを変えた

一四一七年、その一冊がすべてを変えた作者: スティーヴングリーンブラット,Stephen Greenblatt,河野純治出版社/メーカー: 柏書房発売日: 2012/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (25件) を見る 古典古代(ギリシア、ロー…

【55冊目】マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)作者: 赤羽雄二,大舞キリコ,星井博文出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2015/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 世の中にはロジカルシンキングに関する本が…

 マクロとミクロ

マクロとミクロの関係に対応するものを何となく考えたのでメモ替わりに書く。マクロ ミクロ 巨視的 微視的 抽象的 具体的 総論 各論 ズームアウト ズームイン 全体 部分 目的 手段 理論 実践 思考 行動 地図 現在地 鳥の目 虫の目 戦略 戦術 やるべきこと で…

【53冊目】【54冊目】サピエンス全史(上)(下) ユヴァル・ノア・ハラリ

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (42件) を見るサピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福作者: ユヴァル・ノア・ハ…

【52冊目】アナタはなぜチェックリストを使わないのか?アトゥール・ガワンデ 

アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】作者: アトゥールガワンデ,吉田竜出版社/メーカー: 晋遊舎発売日: 2011/06/18メディア: ハードカバー購入: 24人 クリック: 539回この商品を含むブログ (47件) を…

人間は書かずに考えることが出来ない〜連想力を活用する〜

「考える」ということばを聞くが、私は何か書いているときのほか考えたことはない。(モンテーニュ) モデルを作り、深く思考するために絶対に必要なのが「紙に書きだす」ことです。人間のワーキングメモリは少なく、一度にせいぜい1〜4個のことしか考える…