蟻の社会科学

自由に生きるため、この世界を知ることを目的としたブログです。ビッグヒストリーを縦軸に、リベラルアーツを横軸に、システム思考を最適化ツールとして。興味を持った方はガイドラインからどうぞ。

ノートとペン

ノートとペン。この組み合わせは、ある意味では最新のパソコンやスマホに匹敵する性能を有し、ある面ではパソコンやスマホも上回る最高のコンピューターだ。一切の制約がなく、好き放題に書き殴れる。安く、軽く、モビリティーも最高級のレベルだ。 この組み…

無知の知と絶望

あえて説明する必要すらないかもしれないが、「無知の知」とは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉である。「自分は何でも知っているという、自分だけの小さな世界に閉じこもっていたらつまらないよ!自分が何も知らないということを認めて、世界観をど…

【80冊目】はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に 羽生 章洋【81冊目】ビジネスプロセスの教科書 山本政樹

はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に作者: 羽生章洋出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/11/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るビジネスプロセスの教科書作者: 山本政樹出版社/メーカー: 東洋経済新報社発…

文章を書くのは難しい

最近、句読点と段落をどうすればいいのか考えている。文章に関して特にトレーニングも受けていないので、我流で文章を書いているが、この二点をよく考える。 レトリックの乏しさもよく考えている。変な難しい言葉を使えばいい、というわけではないということ…

完成 その2

去年の12月6日の記事、ブログの新ガイドライン(2)無知の知~私の中のミクロコスモス 脳と心と思考~を長々と、細々と書き続けて「ほぼ」完成した。 2月に完成したと宣言したにもかかわらず、その後も加えたいことが出てきて、後付け後付けで書き足す…

【79冊目】選択の科学 シーナ・アイエンガー

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)作者: シーナアイエンガー,櫻井祐子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 本書は認知科学、認知心理学、行動経済学などをベースとし…

第14章 論理的思考 その5 ~説明と理解について~

この章では「説明」について検討したいと思います。人に何かを説明するという行為は、論理的思考力、コミュニケーション力など、知的能力が最も試される分野だと思います。 上記のモデル図を例に、「野球」というものを全く知らない人に説明するには、どのよ…

第20章 前頭葉

この章では脳の前方に位置する前頭葉(前頭前野)の概要について検討したいと思います。二重過程モデルのシステム2についての、さらに詳細な説明となります。 前頭葉はシステム2の最高意思決定機関であり、システム0、システム1から発生する思考を統率す…

【78冊目】人口減少社会の未来学 内田樹編

人口減少社会の未来学作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/04/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る このブログは素人が社会について考える社会科学風味のブログであります。現代社会を、経済学や歴史哲学を横断しながら、俯…

海と入道雲

梅雨が明けて大きな入道雲が出ていた。

因果のABCモデル

物事の概要というのは A→B、またはA→B→Cという単純なモデルで、ある程度までは考えることが出来るのではないかと思う。いや、むしろ最初はこれぐらい単純なモデルから考え始めるほうがわかりやすくていい。このモデルに7W1Hや原因、根拠、手段、目的などを…

money as debt

お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム money as debt (日本語字幕版) この動画が絶対的な真実とは言えないとは思うが、お金とは何かを考えるときに参考になる動画だと思う。池上彰さんの経済の本とかこういう動画を学校の授業に取り入れればいいのでは…

【77冊目】哲学がわかる因果性

哲学がわかる 因果性 (A VERY SHORT INTRODUCTION)作者: スティーヴン・マンフォード,ラニ・リル・アンユム,塩野直之,谷川卓出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/12/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る 私たちがこの世…

Tatsuro Yamashita - Ride On Time

世事には疎いが、最近はシティポップが世界的にちょっとしたブームを起こしているとか聞いたので、好きな曲を置いておく。 Tatsuro Yamashita - Ride On Time

仏教と科学的思考

buddhism-orc.ryukoku.ac.jp 仏教は宗教ではなくて、科学、および科学的思考法と言ったほうが近いんだろうなと思う。宗教は神を中心とする形而上学だが、仏教はあくまで事実の観察と発見を中心とする形而下学だ。 諸行無常、諸法無我、涅槃寂静という科学的…

ケインズの言葉

「事実が変われば、私は考えを変えます。それが何か問題でも?(笑)」 20世紀の知の巨人、ケインズの言葉です。このシンプルで、軽やかで、シニカルな言葉の裏にとてつもない重みを感じます。人は事実を確認する前に思い込みによる自分の考えを絶対視した…

【74~76冊目】人類が生まれるための12の偶然、人類の歴史を変えた8つの出来事Ⅰ、Ⅱ

人類が生まれるための12の偶然 (岩波ジュニア新書 626)作者: 眞淳平,松井孝典出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/06/26メディア: 新書購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (7件) を見る人類の歴史を変えた8つのできごとI――言語・宗教・農耕・…

最近の社会

ユリウス・カエサルの「人間ならば誰にでも、現実の全てが見えているわけではない。多くの人たちは、見たいと欲する現実しか見ていない。」という言葉は有名ですが、インターネットというものは、正にこの言葉を体現していると思います。ほぼ無限のネットワ…

引きこもり問題について

昨今の引きこもり問題のニュースを見ていると、この問題は社会科学と認知科学をメインとするこのブログの核心に近い問題だなと思います。・社会的背景から引きこもりの現状を考える(社会学) ・社会と個人の関係を考える(社会心理学) ・引きこもりの人の…

蓋然性と灰色の世界 ~ヒューリスティックの根幹~

ガイドライン追記用の記事です。第16章 蓋然性と灰色の世界 ~ヒューリスティックの根幹~ 上記の図をパッと見たときに①~③のどの答えを選択するでしょうか。答えは見てみないとわからない以上、③を選択するのが正しい答えと言えるかと思います。しかし、…

【73冊目】個性を捨てろ!型にはまれ! 三田紀房

個性を捨てろ! 型にはまれ! (だいわ文庫)作者: 三田紀房出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2009/08/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (7件) を見る ドラゴン桜の作者が書いた本ですが、タイトルで秀逸な結論が出ています。現代…

認知科学から社会科学へ

約四年にわたる認知科学に関する勉強は、次の「前頭葉」をテーマにした記事で一旦終わりにしようと思う。同じテーマばかり繰り返していても視点が狭まって先細りしていきそう。一旦空白の時間を置くことで、その間にまた脳の中で無意識に認知科学についての…

論理的思考が身につかない理由

本記事は以前の記事を土台としており、本記事の詳細についてはその記事を参考にしていただきたいのですが、論理的思考が身につかない原因というものを軽く考えてみたので書いてみようと思います。 世の中には「論理的思考を鍛える方法」が書かれた本はたくさ…

【72冊目】社会心理学講義<閉ざされた社会>と<開かれた社会> 小坂井敏晶

社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 (筑摩選書)作者: 小坂井敏晶出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/07/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る 以前からこの本が欲しいなと思いつつ、ずっとamazonの…

彩雲と夕暮れの田んぼ

苗が植えられる前の水田はとても美しい。

マインドマップと拡散的思考

人間の思考について研究を行ったアメリカの心理学者ジョイ・ギルフォードによれば、人間の思考には2つの側面があるとしている。1つは既知の情報から論理的に思考や推論を進めていき、唯一の正解に正しくそして早く到達するための収束的思考、もう1つは既知の…

【71冊目】完全版 自給自足の本

いつかは半農半Xみたいな半自給自足の暮らしが出来ればいいなと考えている。しかし、完全自給自足となるとかなりの初期投資が必要となり、金持ちの趣味になるのだろうか。遠い憧れを持ちつつ、たまにこの本を読んでいる。 開墾、住居の建築、様々道具につい…

ミランコビッチ・サイクルとリベラルアーツ

ミランコビッチサイクルとは、地球の公転軌道と自転のブレ(歳差運動)によって地球の日射量や気温が数万年~十万年単位で変化することを示した理論です。地球は太陽の周りを回っていますが、その軌道は真円ではなく楕円軌道であり、約十万年のサイクルで太…

思いついたことをなんか書く

今日で3月も終わります。今月は何も書いてませんが、最低でも月に一つは記事を書こうと思っているのでなんか書こうと思います。適当に思いついたことや思ったことを箇条書きで書きます。・本を読むとき、2mmぐらいの細い付箋を貼りながら一旦通読してから、…

昔より冬が短くなった気がする。2月なのに完全に春でした。春の雪山は何度見ても美しいです。